
シールテープの正しい巻き方のポイント
シールテープの正しい巻き方の手順
1.ネジ部の状態を確認

ネジのサイズを確認し、下表よりネジに適合したシールテープの型式を準備してください。
切粉・油分等の異物を除去します。 ※異物の上からシールテープを巻いても『漏れ』が止まらない場合があります。
ポイント
シールテープはねじ込む方向に合わせて巻いていきます。ねじ込む向きが時計回りであればシールテープは時計回りに巻きます。

ネジ規格 (管用ネジ) | 型式 | シールテープ幅(mm) |
2”(2インチ) | KS25-10 | 25 |
1”(1インチ) | KS20-10 | 20 |
3/4”(6ブ) 1/2”(4ブ) | KS13-15 KS13-02 | 13 |
1/4”(2ブ) 3/8”(3ブ) | KS08-07 | 8 |
1/8″(1ブ) | KS06-07 | 6 |
1mm幅から製作できる体制が整いました。ぜひご検討ください。
2.シールテープの巻き付け

巻き始めはネジ山を1山程残した位置から巻き始めます。
巻く回数は2巻~3巻位が理想ですがネジの状況に合わせて巻く回数を調整してください。※多ければ良いものではなく、逆効果になりますので必要以上に巻かないでください。
シールテープ側を少し引っ張りながら(緩みのない程度)巻いてください。
ポイント
巻き始めに1山残さないで巻いてしまうと配管内にシールテープが混入したり、配管にスムーズに入らなかったり、ガス管やゲージ圧計に使用するときなどは目詰まりの原因になります。
3.完成

巻き終えたら指や爪でシールテープを馴染ませるようにします。
ポイント
ネジで手を切らないように手袋等保護具の着用をお奨め致します。